ミニバンは、主にファミリー層に高い人気を誇る、需要の根強い車種です。しかし、一口にミニバンといっても、その種類は様々です。本記事では、ミニバンの主な種類やサイズごとのメリット・デメリットをまとめて解説します。ミニバンへの乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
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ミニバンの主な種類
ミニバンには、大きさによって「コンパクト」「ミドル」「ラージ」の3種類があり、それぞれに特徴があります。まずもっとも小さいコンパクトサイズは、全長が4,200mm前後と扱いやすい大きさで、街中でも運転しやすいのが魅力です。次にミドルサイズは、全長4,700mm弱・全幅1,695mmという5ナンバーサイズが主流で、ミニバンの中でもスタンダードなクラスといえます。そしてもっとも大きいラージサイズは、全長4,900mm前後・全幅1,700mm以上の3ナンバーサイズとなり、ゆったりした室内空間や高級感を求める方に選ばれています。
ミニバン(コンパクトサイズ)のメリット・デメリット
コンパクトサイズのミニバンは、その名のとおりコンパクトカーに近い小さめのボディサイズながら、各メーカーが車内空間の最適化に力を入れているため、しっかりと3列目シートが確保されている点が特徴です。外観は小さくても、室内はミニバンとして充分に活用できるように設計されています。また、搭載されるエンジンは一般的に1.5L程度で、日常使いに適した性能と燃費の良さを両立しています。メリット
このクラスの大きなメリットは、何といっても小回りのよさです。車体が小さいため、狭い道でも扱いやすく、運転に不慣れな方や大型車に苦手意識がある方にとって安心感があります。住宅街の細い路地を走る頻度が高い方にも向いており、取り回しのよさは他サイズのミニバンにはない魅力といえます。デメリット
一方でデメリットも存在します。3列目シートを使用した状態では、どうしてもトランクスペースが小さくなってしまい、大きな荷物や多くの荷物を積むには不向きです。買い物の量が多い家庭やベビーカー・アウトドア用品などの大きな荷物をよく運ぶ場合には、この点が不便に感じられることがあります。そのため、荷室の広さを重視する人にはミドルサイズやラージサイズのミニバンの方が適しています。
ミニバン(ミドルサイズ)のメリット・デメリット
ミドルサイズのミニバンは、コンパクトクラスと比べて車内空間が広く確保されている点が大きな特徴です。とくに2列目・3列目ともに足を伸ばしてゆったりと座れるモデルが多く、家族での長距離移動や複数人でのドライブでも快適に過ごせるつくりとなっています。エンジン排気量は1.5〜2.0L程度が一般的で、ガソリン車に加えてハイブリッドモデルも用意されており、走行性能と燃費のバランスが取れたクラスといえます。メリット
このサイズのメリットとしてまず挙げられるのは「広い室内空間」「扱いやすいボディサイズ」の両立です。ラージサイズほど大きくはないため、市街地や住宅街でも運転しやすく、駐車時の負担も比較的少ない一方、室内は家族全員が快適に座れる広さを持ち合わせています。とくに3列目シートの使用頻度が高い家庭では、充分な居住性を確保できるミドルサイズのミニバンが適しているといえます。デメリット
デメリットは少ないものの、コンパクトクラスと比較するとボディサイズが大きい分、小回り性能はやや劣ります。狭い道やコンパクトさを重視する人にとっては、この点が気になる場合があるかもしれません。ミニバン(ラージサイズ)のメリット・デメリット
ラージサイズのミニバンは、ミニバンの中でももっとも大きなクラスに位置し、その広々とした室内空間や豪華な内装が大きな特徴となっています。車内はゆとりあるスペースが確保されており、シートの質感や装備の充実度も高いため、乗り心地や快適性を重視するユーザーから高い支持を得ています。また、このクラスには走行性能にも妥協しない車両が多く、大排気量エンジンを搭載したモデルやハイブリッドタイプが選べる点も魅力のひとつです。メリット
ラージクラスのメリットとしてまず挙げられるのは、その大きなボディサイズがもたらす安定感とパワフルな加速性能です。とくに高速走行時には、車体の安定性とエンジンの余裕が相まって、長距離移動での疲れを軽減してくれます。また、豪華な内装や先進装備を備えたモデルが多いため、移動時間をより快適に過ごしたい方や高級感のある車を求める方にとっては大きな魅力となります。デメリット
デメリットとしては、まず車体が大きいため、街中での取り回しにはある程度の慣れが必要です。狭い路地や駐車場では、コンパクトやミドルサイズに比べて扱いにくさを感じる場面が出てくるかもしれません。また、豪華な装備や大排気量エンジンを搭載している分、車両価格が高めに設定されていることも多く、購入コストがネックになる場合もあります。